咽頭クラミジアには潜伏期間アリ!症状が出たら早めの検査を!

喉に軽い痛みがあり、咳も長引いて薬を飲んでいるのになかなか治らない。こういった場合は咽頭クラミジアに感染しているかもしれません。
咽頭クラミジアに感染すると風邪に似た症状ながら発熱を伴う事が少ないので、仕事など日常生活への影響があまりないため病院で検査を受ける事なく市販の風邪薬で治そうとしてしまいます。
しかし風邪薬を服用しても治る事はないので、「咽頭クラミジアに感染しているかも・・・」と思い当たる節がある人は早めに検査を受けるようにしましょう。
多少の個人差はありますが、咽頭クラミジアは感染してから症状が出るまでに潜伏期間があります。およそ1週間〜3週間ほどで「喉が痛い」「喉に腫れ、しこりがある」「咳が止まらない」といった症状が出始めます。
症状が出て風邪薬を服用しても改善しないようであれば、直近の1週間〜3週間の間で行った性行為を思い出してみましょう。
風俗などに行っていたなら感染している可能性は低くないので、自分が感染に到るまでの条件に当てはまるか見てみて下さい。

<感染経路はオーラルセックスが基本>
場所が喉なので性行為をしていなくても感染するのではと考える人もいるかもしれませんが、その可能性は基本的にはありません。咽頭クラミジアの原因菌は外気に触れると短時間で死滅する事に加え、動物の細胞の中でのみ生きる特性を持っているからです。
風俗などでオーラルセックスをする事で感染してしまうというパターンが最も多く、喉だけでなく同時に性器へも感染している事があります。
どちらも潜伏期間は1週間〜3週間ほどなので、喉に症状が表われたら性器も感染している可能性を疑った方がいいです。その逆も然りですね。
女性は感染しても自覚症状が出ない事も珍しくないので、風俗などでは気付かない間に多数の男性が感染してしまう恐れがあります。クラミジアの感染に本番行為が必要なわけではないので、コンドームで防止をする事も難しく完全に感染を防ぐ方法はないと思って下さい。
症状の出る前の1週間〜3週間で風俗に行った、もしくは特定のパートナー以外と性行為に及んだ記憶があるなら検査を受けた方がいいですね。

<すぐに発症しない理由>
咽頭クラミジアに感染して症状が出るまでに時間がかかる理由は、菌が体内に入って増殖をする期間があるためです。
クラミジアの原因菌には「感染型」と「増殖型」の二つの形態があります。人から人へ移る際は感染型、その後細胞への感染が済んだら増殖型へと形態を変えて、どんどん細胞内で増えていく事になります。
もうこれ以上一つの細胞内で増やせないという状況になったら、再び感染型に姿を変えて別の細胞に感染していきます。こうして始めは数の少なかった菌が増えていき、一定数に達すると症状が出るとういうわけです。
もう一つの理由としてあまり炎症を引き起こさない菌であるため、免疫抗体が働きにくく感染しているのに症状が出るまで時間がかかるという事があります。免疫力は個人差によるところも大きいので、この点で発症まで1週間〜3週間と潜伏期間に幅が出来ています。
感染がハッキリしたら完治するまで専用の薬を服用するようにしましょう。市販の風邪薬などではいくら服用しても治る事はないので注意です。

<思い立ったらすぐ検査!>
1週間〜3週間の潜伏期間を経て症状が出てしまったら、早めに検査を受けて病名をはっきりさせた方がいいです。
風邪以外に似た症状のものとして咽頭淋病の可能性もあります。どちらも似た症状でオーラルセックスでも感染しますが、一般的に咽頭淋病の方が発症までの期間が短い事が多いです。性行為から1週間以内に症状が出た場合は、感染したのが咽頭クラミジアと咽頭淋病いずれの可能性もあるので検査で病名をはっきりさせて治療しましょう。
この際思い当たる節があるからと自覚症状のないまま性行為の翌日などに検査をしても意味がないので気を付けて下さい。クラミジアの原因菌は72時間ほどの時間をかけて体内で増殖するので、あまり早く検査をすると感染していても結果に反映されない事があります。
検査は病院で受けるか自分で検査キットを購入して行うかになりますが、どうしても時間がないなどの理由がない限りは病院で受けた方がいいでしょう。
保険適用のされる病院であれば費用はそれほどかかりません。自由診療での検査であれば高額になる事もありますが、保険証がなくても受けられるので誰にも検査を受けた事を知られたくなければ選ぶのもアリです。検査結果はだいたい3〜5日ほどで分かります。
検査結果が出て薬の服用を始めたら痛みや咳が収まっても処方された分は飲みきるようにして下さい。一度症状が治まったからと服用を止めてしまうと、体内に残った菌が再度増殖を始めてしまうかもしれません。薬は用法、用量を守って飲みましょう。